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今月の特集 (特集記事)
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■■山陰高島でイサキ堅調!!今年もやるぞフカセヒラマサ!!■■

調査日 調査魚種 調査場所 調査ジャンル 調査方法
2006.6.22(木)/26(月)/27(火) イサキ・ヒラマサ 島根県益田沖「高島 タカミ・ワレ・イワグチ」 フカセ・底カゴ



■いよいよ梅雨入り、雨が降る日も多くなりうっとうしい季節ですが、そんな季節にこそ楽しめる釣りがあります。それはイサキ釣り。梅雨グレ釣り、そしてヒラマサ釣りです。私が良く磯釣りに行く山陰浜田〜益田はこの3魚種が今時期の磯釣りのメインターゲットとなります。

■しばらく前に「高島の磯際でメーター近いヒラマサがボイルを拾うらしい」という情報を入手してから「高島行きたい、でも大アジ釣りもやりたい!!」という典型的な釣りキチの思考が頭から離れず、ついにその時がやってきたのでした。今回の釣行レポートは3日分をまとめてレポートします。と言いますのも、26日と27日に学生時代の同級生がこちらに遊びに来るということで、そのプラを兼ねて22日に釣行、そしてその4日後には学生時代の友人である島田君ことシマピンと地元の釣友である古和君との釣行を計画しました。
  
<6月22日(木) 高島 タカミ 天気:雨時々曇り 〜26日釣行のプラクティス〜>
   
■出発前日にいつもお世話になっている高島の渡船屋さん「恵翔丸」さんに予約の電話を入れます。当初の予定では朝便(高島は朝便と昼便の1日2便しかありません)を計画していたのですが、連日の好釣ぶりからか、午前便はなんと満員。そのため昼便(半夜)での釣行となりました。半夜釣りは午後1時過ぎ〜夕方の7時30分くらいまで時間釣りができます。

■22日のメンバーは私と古和君の2名。船は予定どおり1時過ぎに石見大浜港を出港し約30分で高島に到着です。高島へ渡す船は他に2隻いるのですが、この日出船したのは私達の乗る恵翔丸だけでしたので、高島特有の「はよーせーや」っていう状態にはならずにのんびりと渡礁です。しかし、昼過ぎからの西寄りの風の影響を懸念して、タカミより西側には入れない状況でしたので、私達はタカミへ渡礁することとなりました。タカミは足元からドン深のポイントです。早速釣りの準備にとりかかります。渡礁直後から雨が強く振り出しますが、私は最近購入した★ゴアテックス★のレインスーツのおかげで快適に釣りができそうですが、釣友の古和君はそうではありません。釣りをする前からすでにレインスーツが身体に張りついているようで、ずいぶん釣りにくそうです。(※古和君は後日新品のカッパをご購入されました。ありがとうござました)

■潮はほぼタカミの角にブッツケながら左に流れ、イケマの沖で止まり、湧き上がる潮と沖に出る潮など複雑な潮になっています。イケマにも釣り人が3人カゴ師が入っていることから、あまり仕掛を流すことも出来ません。うまく沖に出る潮に馴染めば期待はできます。マキエはオキアミボイル3k2枚に生1枚で集魚材はいれずに"オキアミまとめ"だけをいれて、パラパラと足元に撒いて、仕掛はその沖に入れ、可能な限りオキアミの沈降速度に仕掛の入るスピードも合わせるという私達の中で言う「シンクロ釣法」です。とにかく同調。デカイのが回ればサシエも残ってくるし、食ってくるという難しいこと抜きの単純な釣りです。しかしこれがなかなかうまく行きません。海中の流れは複雑ですし、仕掛を流せば流すほどマキエとサシエが合うコースが合わなくなります。ウキを変えたり、ハリの軸の太さをかえてみたりいろいろする中で、ようやく仕掛が潮筋を捕らえて、うまく流れる様になった時です。
■いつもなら、イケマの手前でウキが浮上してくるはずですが、ズンズンとウキが沖へ向かって出ているのがラインの角度で分かります。スプールからは「パラ・・パラ・・」と道糸が出ており、『掴んだ!!エエ感じやねー』と思っていたら「バリバリッ!!」とヒットです。

■反射的に哲っちゃんアワセが決まり寄せて来たのはプリプリに肥えた大きなイサキでした。ズッシリとした重量感旨そうです。
■その後も同じようなコースを流してはみるのですが、サシエが取られません。「大型の魚が回っているか・・・いや違う、タナが取れてないんだ」。しかしこの時私が持っている浮力の強いウキは3Bでしたが、3Bでは勝負になりません。天狗ウキでハリスを50cmにして流し込んだりもしましたが、ベストな番手が手元になく20mも流すと流れから反れ浮いてしまう状況に手を焼き、結局タイムアウト。

■久し振りの高島は「大型ヒラマサが足元で乱舞」ということはなく、いつもながら難しい中での価値有る1枚に終わりました。
■この日の釣果はイサキ1枚。しかしこれが絶品でした。家に帰って包丁を入れると、『なんじゃこりゃ!!』ってほどの脂がノリノリのプリプリの白身。さらに子もしっかり持っており思わず、上の写真を撮ってしまいました。これはただ刺身にするのはあまりにも惜しいと思い、いろいろと家にある調味料や具材を駆使して作り上げたのが右の写真「梅雨イサキのこんがり親子丼」ということで、彦麿呂ならどんな表現をしてくれるかと思うほどの絶品が出来ました。

■身は普通の刺身と昆布で挟んで置いたののミックスにネギをたっぷりとまぶし、その上に卵を”すじこ”状から”いくら”状に裏ごししたのをオリーブオイルで軽く炒め、ニオイを飛ばすのに生姜と日本酒をちょいと加え、パリパリに揚げた粉状の卵をふりかけのようにパラパラとまぶしてみました。とにかくうまいです。
   
<7月26日(月) 高島 ワレ 天候:土砂降りの雨⇒曇り 〜はるばる三重からヒラマサ釣り!!〜>
   
■前回の奮わなかった高島釣行の4日後、再び高島へ向かいました。学生時代の有人であるシマピンが一身上の都合で連休が取れるようになったらしく、「ヒラマサ」釣りにやってきました。シマピンは以前まだ私が瑞穂で仕事をしている時に一度高島へ連れて行ったことがあります。メンバーはシマピンに前回雨に打たれ釣果も振るわなった古和君と私の3人です。

■午前4時。港に到着した時は記録的な豪雨中。さらにはかなり近くでゴロゴロとカミナリまで鳴っています。「ホンマに大丈夫なんかね」という天気の中、道具をまとめ、しばし雨宿り。あれだけ大荒れの天気も出船前は小雨に変わりなんとか釣りはできそうです。朝便に乗船し午前5:30前に高島へ到着です。朝便は高島へ渡す全ての船が出船したため、船中のみなさんは興奮状態です。

■そんな中私達は運良くワレに上げてもらえたため、急いでラクダを抑えにバッカンを持って磯伝いに歩いていると、別の船がダッシュでラクダに底物師を渡したためワレで3人仲良く竿を出す事となりました。ちなみに、前回シマピンが遊びに来た時もワレでした。とは言うものの、ワレというポイントは高島の中でもA級磯。釣れないわけはありません。ラクダに底モン、タカバに底モンと底物師に挟まれながらも私とシマピンはフカセで勝負。古和君は新品のカッパとともに手堅くイサキをカゴで釣る作戦です。シマピンがワレの先端、古和君が真中で遠投カゴ釣り、私はワレでもかなりラクダ寄りでフカセでスタートです。マキエはいつもながら集魚材を入れず、ボイル2枚、生1枚、ジアミ3kにオキアミまとめです。マキエを撒くと5cmくらいのアジ子が湧いています。
■エサ取りがアジということで手を焼きそうですが、エサが食えないほど小さいのか、ジアミは一生懸命群がって食べるくせに、ボイルと生には全く食いついてきません。サシエは底まで通りそうなので、いつも通りの釣り方でスタートです。

■釣り始め、潮はゆっくりと左から右へほぼ水平に流れており釣りやすい本命潮です。ただ左右は底物の釣り人がいるので、あまり仕掛を流すこともできません。できるだけ潮上に仕掛を入れ、道糸をうまくメンディングして自分の釣り座の前でタナが取れるようなイメージで釣りを展開します。しばらくはエサが取られない状況が続きますが、古和君のカゴにはコンスタントに良型のイサキがヒットしていました。古和君は「今日はええよ。みんなの分も釣るけぇーね!!」と快適な★ゴアテックス★のカッパが梅雨時期の釣りををより快適にしてくれているようにも思えます。

■っとそこへシマピンのロッドが『つ』の字にヘシ曲がります!
■最初はすんなり浮かせてきたように思えたのですが、際にきてから竿を「ゴンゴンッ」と叩きながら、下へ下へ突っ込みます。っとそして水中で「ギラッ!!」⇒「ヒラマサや!!」。私も流していた仕掛けを回収してタマを持ってシマピンの元へ向かいます。際で抵抗するヒラマサの引きを楽しみながら、無事キャッチしたのは、マメながら本命ヒラマサでした。初日の数時間でいきなり今回の遠征の目標をひとつクリアしたシマピン。相当な「アゲ」を使ってしまいました。(※アゲとは「運気」の事です)
■そして、次第に潮が速くなりかけた時、私はウキをチェンジします。最初にセットしていたゼロスル仕掛では「食うタナ」まで仕掛が馴染んでいないように思えたたため、確実にタナまで届けられるように、困ったときのお助けマン「レーダーソナー0」にチェンジした1投目。見事ヒット。しかも大きなイサキ!!このサイズになるとフカセで釣れば相当楽しめます。

■この1枚を機になんとなくこの日のパターンが見えてきました。「ゆっくりサシエを落としながらも、確実にタナを取らないと食わない」「タナに到達する前に上潮にウキや道糸がシャブられて入らない」。課題が見えれば、解決策も見つけ易くなります。
■古和君は相変わらずハイペースでイサキを量産するのですが、取り込みで釣り座が高いため、イサキを抜き上げた時に口切れしてオートリリースに苦しんでいました。(タマ網を使えば良かったのでしょうが・・・)

■そして私にも先ほどのイサキに続いて、再び強烈なアタリ!!ワレのラクダ寄りのタカバから際沿いにちょうど、ワレ先端のシマピンの足元付近で潮が緩くなる(潜っている)ところでのヒットでした。さきほどのイサキよりパワーが前々違うことから一瞬グレかも!!と思いましたが、竿を寝かすと沖に出て行き始めました。ポンピングで寄せてた時「ギラッ!!」と反転。ヒラマサでした。

■約1年振りのライトタックル(フカセタックル)でのヒラマサのシャープな引きを楽しみつつ、かつ慎重に取りこんだのは50cmジャストのマメヒラさんでした。小さいながらも初物は嬉しいですね。

■記念の写真をシマピンに撮影してもらう際に、私のカメラのレンズカバーを磯の間に落としてしまい、さらには露出もあってなくご覧の写真。学生時代からシマピンと釣りに行って写真を撮ってもらうと失敗写真が多かったのですが、今回もやらかしてくれてました。相変わらずです。

■この勢いで釣れ続くかと思いきや、午前9時頃から潮が一段と早さを増し、当てながら右に流れる潮になって苦戦します。フカセはもちろん、カゴの古和君もいまいちペースが上がりません。フカセでの足元狙いでは1分も仕掛を流せないため、投げやりに沖に遠投してタナを取ろうと試みますが、中途半端なリグでは、太い潮にうまく乗せることができず、結局この日は終了となりました。
   
<7月27日(火) 高島 イワグチ 天候:曇り⇒晴れ 〜手堅くカゴでイサキ釣り〜>
   
■前日の釣果ですでに今回の目標を達成したシマピンとの2日目の高島です。地元古和君もこの日も同行してくれました。前日のフカセでの釣果と潮・釣れ具合を考えて、「このままフカセをしてもマメヒラは出るかもしれないけど、デカヒラは期待が薄いな」ということから、最終日は全員カゴで手堅く美味しいイサキを釣る事にしていました。

■最終日の朝は前日とはうってかわって穏やかな朝。天気予報では昼前から晴れてくるということで、雨の心配はなさそうです。ただ晴れるということは風が出ることを意味しています。風向き次第では波が立ち、撤収もありえます。一抹の不安を抱えながら、船に乗船します。この日は平日ながら釣人も多く、ほぼ全ての船で満員。荒天+イサキ好調とあってどっと釣り人がおしかけて来た感です。

■最終日、イケマに付けたあとの私達の番で若船長が「植地君、どこ上がる!?」ということで、私は迷わず『イワグチ』とお願いしました。3人でのんびり竿を出して、イサキを釣るには良い釣り場です。ただタカミにカゴ師が入らなければの問題です。運良くタカミには底物の方が入られたようで、期待できます。

■全員がカゴ仕掛でスタート。タナはほぼ3人とも竿3本でスタート。食いに応じて少しづつタナを上げていく釣りをしました。釣り始めて早々、古和君が良型のイサキをキャッチ。次いで私も連続キャッチ、シマピンもゲットと、昨日のフカセ釣りより魚が釣れてくるという賑やかさはイワグチにありました。しかしそれも午前9時までは・・・。
■気にならなかった風がだんだんと気になり始めた頃、潮も最初はほとんど動くか動かない程度でゆっくりっとタカミ方向で流れていて、良い感じで釣れていたのですが、9時の風が強くなるのと合わせて、潮も激流!!風と潮で釣り場ではドカ波がイワグチの斜めの磯を這い上がってきます。

■釣りは可能なのですが、ポイントは波が逆立ち、普段どっかりとういているウキも「ピョコンピョコン」と落ちつきがありません。こうなると釣れない⇒眠い。寝てしまいました。目が覚めた頃には白波とでっかいサラシが広がり、今にでも撤収に帰そうな波の立ち方です。船が釣り場から見おり、アンカーを打ったままだったので、まだこないだろうと思っていると、ダッシュで撤収にやってきたのでした。
■結局、午前11時前に撤収となってしまったのでした。釣果も最終日は私はなんとか6枚は釣ったのですが、途中でシケもあって途中でハリハズレがあったりと思うように数は伸びなかったですが、久し振りに昔の仲間と竿が出せた事に感謝です。
■高島はこれからだんだんと青物も西側から南側の磯が当りだし、秋には東側の磯で数釣れるようになります。イサキは梅雨時期限定の釣りものなので、イサキを釣りたいお客様はお急ぎください。また今回フカセで狙っていた魚のひとつ、グレなのですが、今年は釣れていません。どうしたことでしょう。高島は山陰でも屈指の尾長ポイント。また、証拠にもなく、フカセ高島通いをしてしまいそうな植地です。

■そんなに思うほど釣れない高島ですが、「なんかデカイのが出そう!!」という釣りロマンとドラマのポテンシャルは間違いありません。磯師の皆様、これからフカセで大グレ・イサキ・ヒラマサを釣ってみたいと思っていらっしゃるお客様。ぜひそんな、秘めたる魅力溢れる高島に行かれてみてはいかがでしょうか?
     
利用渡船:恵翔丸(けいしょうまる)石見大浜港
予約電話:0856-27-1014

渡船料金:一律5,000円
朝便:AM4:30乗船⇒PM12:00回収/半夜:PM1:30乗船⇒PM7:30回収
※乗船・回収時間は月によって異なります。予約時に時間の確認をお願いします。
同行者:島田 和成 様/古和 吉弘 様(お客様)
報告(写真・文責):アングル本部 植地 尚道
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