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■ロクマル続出!!アングル男女群島ツアー第2班 今年の男女群島は尾長パラダイス!!■

調査日 調査魚種 調査場所 調査ジャンル 調査方法
2007.1.24(水)〜26(金) 尾長グレ・メダイ他 長崎県男女群島「男島〜サメ瀬」 フカセ釣り



■今までは、待ちに待ったという感があったが、今年は年末から忙しくあっという間の男女群島ツアーとなった。今年もアングルでは60cmオーバーの尾長グレを釣りたいと切望するお客様と一緒に男女群島への遠征ツアーを企画しておりました。私達はその第2班で1月24日(水)〜26日(金)の一泊二日の日程でお客様3名様、仁保店の島也を含めた合計5名で行って参りました。

■出発前夜もエサや道具の準備で寝ようにも寝られず、ほぼ不眠の状態ながら、なぜか元気。「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、好きなことに対してはみな気持ちの持ちようが違います。
■今年から船が午後3時出船ということもあり、今回ご参加のお客様には朝4時に本店にお集まり頂き、初日分のエサを作ったり、道具をまとめたりして、午前5時にアングル本店を出発。かなり早いですが、遅れるよりかは気持ちに余裕ができるので私が同行する便は大抵、余裕を持って出ます。車は会社のトラックと乗用車1台の2台に分乗しいざ、男女群島の玄関口である、長崎県平戸口田平港を基地とする”あじか磯釣りセンター”さんを目指します。

■途中、壇ノ浦SAで休憩を取り、田平港には朝11時に到着。ちょっと早いので二階のお部屋で仮眠を取ることにしました。
■しかし、熟睡とは相成りません。お客様の古和さんも興奮して寝れない様子。
■午後2時。荷物の準備を行います。トラックからとりあえず荷物を出します。最近私は妙に積極的なのです。人より早く段取りして、みんなの手伝いのために乗船。いつも格好とその動きからポーターと間違われるのですが・・・。やっぱり若いモンが率先して荷物を運んだりするのはどの船でも同じです。

■乗船時に船長が「植地さんば、5人。何人で乗ると!?」と尋ねてきたので、「2-2-1で」と答えた私。本来2人ペアで磯に上がるのがベストですが、3人になると上礁できる釣り場も限られるので、あまり良い釣り場には上がれないことがあります。そのため、今回は私が1人で磯上がりすることになってしまったのです。
■そして、船内で寝床作り。寝床作りと行っても、「ごろ寝」だけなので何をすることも別にないのですが、船が揺れたりしても体が安定するように、いろいろと工夫します。

■船のエンジンが「ボォン!!ド・ドドドッ!!」と聞こえてくれば、いやおうなしにテンションは上がります。お客様の古和さんと石田さんも、第1班の情報を知っているので、今回の釣行への期待は必然的に高くなりご覧の様子。

■その後、船が走り始めたものの忘れ物があったのでしょうか、一旦港に引き返してリスタート。
■五島列島を抜けたのか、船が揺れはじめます。しばらくして、船内に灯りが灯され到着のようです。「植地さーん準備しましょか?」とマイクで呼び出されて、急いで装備を固め、デッキに出るとそこは見覚えのある磯。『奥の院じゃん!!』。なんと私が2年前にロクマルをキャッチした釣り場です。

■磯にはすでに古和さんが乗ってました。「ヤル気や!!」と私は思いました。きっと古和さんも「この磯ば、出るとです!!」と勇んで磯上がりしたに違いありません(笑)
■その次は島也と石田さん。すぐ近くの『奥の院のハナレ』に2人で上がります。そして次は私の番、船は絶壁に向かってゆっくりと進み、磯がライトで照らし出されます。荷物を降ろし、ポーターさんに場所を聞くと、「ドウクツ。朝8時〜9時にまた来るとです」と言って、船は去って行きました。目が暗さに慣れてなく、灯りを付けます。男女群島はケータイも繋がらないし、釣り場も高いため、落水はほぼ死に限りなく近くなります。用心して荷物を高い場所へ移し、何よりも先に、食糧バッカンからお神酒を取り出し、今回の安全釣行を男女の神にお願いしたのでした。

■一息ついて、マキエを入れます。潮は今から満ち上がって来る潮でした。マキエの筋が沖から手前の磯際に向かって流れ来ているのでどうやら当て潮のようです。釣り場の名前は「北泊の洞窟」というだけあって、釣り座のすぐ左側にずいぶんと深い洞窟があります。ちょっと気味が悪いです。しばらくして仕掛を作っていると「ドォーン・・ドォーン」と落雷のような音。「ん?雷か!?」と思いましたが、洞窟のずいぶんと奥の方で波のぶつかる音だと気付きました。気味悪いのを紛らわそうと歌を歌いながら仕掛を作ります。
【24日19:00〜25日8:00 私の夜釣り用タックル】
ロッド: シマノ BB-Xスペシャル T2.5 47-53SIZ
リール: シマノ BB-Xテクニウム8000
ライン: サンライン シグロン磯スペシャル遠投 TYPE-KP 7号200m
ハリス: クレハ シーガーエース8号 約2ヒロ
ハリ: がまかつ 夜釣り王6号/オーナー カットグレ11号夜光チューン
※カットグレの夜釣りチューンは東邦産業のUVレジン(GROW)をシャンク部分に点々になるようにまばらに添付し、UVライトで硬化させたもの
ウキ: キザクラ KZ-GTR ザ・ナイト L 0・B
※水中ウキとして、釣研の夜釣り水中G4や、キザクラのクッション水中L、ハリの30cm上部分にルミコ(ブルー)を併用。
■仕掛を張り込み、竿下よりもちょっと沖目に投入。とにかくマキエとサシエが合うように、ウキにカブセのマキエを入れ、馴染ませる。今回は釣研の夜釣り水中を使ってみた。さらにハリス上にもルミコを付けているので、暗くても仕掛の馴染みが良く分かります。

■潮が手前にやっぱり当てています。数投目、磯際ギリギリの部分、かなり深く探っていたところ、ウキがスコッと消えて今回最初のグレを無事キャッチ。サイズは45cmくらいの口太だった。相当深くで当ったようだ。その後さらに同型の口太を追加したところで、強烈なアタリ!!
■まだ仕掛が完全に馴染んでいない(今まで釣った口太のタナよりかなり上)浅いタナで、一気に竿までアタリが伝わってきたのは元気印の男女の尾長でした!!この1枚に「今夜は出るかも!!尾長が!!幽霊じゃないよー」とか独り言をブツブツ言いながら仕掛を打ち返しますが、少しづつ潮が満ちてきて、足元までウネリが這い上がってきそうだったので、釣り座を一段上にしてしばらく粘りますが続きません。

■釣れてた時の潮はこんな感じに手前に当ててきます。風が背中から吹き降ろすような風で釣りにくいが、良い張りになっていたが、はやり、ウキが水面を滑ってしまうことと、磯際に当てた波に乗って、ウキが潮目まで運ばれてしまうことから、サシエとラインがウキを支点にして「V字」になりアタリは、獲りにくかったです。
■集中力も切れてきたので、一旦竿を置いて休憩を挟みます。ホットコーヒーを飲みながら「みんな釣ってるかなー」「釣ってるだろうなー」を孤独を紛らわします。その後、再び釣りを再開したのですが、釣れてきたのは、ピンク色のイシモチ系の小魚。私の経験上、夜こういうタイプの小魚が釣れ始めると、近くにデカイはいないと信じ、午前3時まで仮眠することにしました。

■一方、仁保店島也と石田さんのいる「奥の院のハナレ」では、島也にドラマが起こっていたようです。
■なんと、島也に目標としていた夢のロクマルがヒットしていたのでした!!ハリスは大丈夫だったそうですが、根が多いこのポイントで道糸がズタズタにスレており、ほぼ奇跡に近い状態でキャッチされた男女のロクマル!!お見事でした。

■話による「夜9時くらいだったと思います」ということは、私にも尾長が来たタイミング・・・。ってことはやっぱりあの時間は★尾長タイム★だったのでしょう。
■そして夜明け頃の「奥の院のハナレ」で竿を曲げる島也の姿が確認されました。日が差し込むようになってイスズミやサンノジなどのエサ取りの活性はすこぶる高くなったようです。
■”奥の院”の船付きで竿出した大坂さんにはご覧のロクマルのサンノジがヒット!!尾長並のスーパーファイトだったそうですが、残念。”奥の院の奥の絶壁”で竿出ししていた古和さんは潮が変ってからは釣りにくく苦戦された様子です。期待の大きかった磯でしたが、初日はその隣の磯でロクマルが出たという内容に留まりました。

■仮眠を取っていた私でしたが、はやり寒くて寝れません。寝袋なんかに入るスペースは全くないので、とにかく岩に身を寄せて目を瞑る程度です。また潮が上げてから、洞窟の音もさらに大きくなり、「大きな波が自分の所まで来ているのではないか?」不安でしょうがなかったです。
■そして朝3時半から再びマキエを入れ釣り再開。上げ潮もほぼ止っており仕掛も投入した位置からあまり動きません。6時半まで何の反応の無いまま時間だけが流れましたが、6時半からは怒涛のラッシュでした。まず、磯際で特大にブチ切られます。ヒット直後に洞窟に向かって突っ走り、見事な高切れです。かなり深いタナで当ったので、どうしようもなかったです。

■仕掛を作り直していると空が明るくなってきました。っとそこへ見たことの無い光景が私の目に飛び込んできたのでした。磯際に入れたマキエに1尾、超特大の魚が「ヒュンヒュン」と身を翻してマキエを拾っています。見れば、尾長です。水面50cmくらいのところでエサを拾っています。内心「釣れる、絶対釣れる!!」と思い、一歩引いて、サシエを際に落としますが、喰いません。マキエだけを拾っています。そして釣れて来たのは、40cmくらいの口太。「ちゃうねん!!ちゃうねん!!オマエじゃないねん!!」とまた独り言を言い、ハリを外していると、突然の突風が吹き降ろしてきました。その直後にカランカラン!!と何かが落ちます。ふと振り返れば玉網が落ちています。あまりの出来事でテンパリ気味の私が、海に落ちそうでした(爆)

■磯際まで降りることは出来ないので、とにかく水面近くまで行き、竿を持って道糸を玉枠の部分でグルグル巻きにしてなんとか回収。すぐそこでロクマルが身を翻していたなんて事はもう頭にありませんでした。しかし、玉網がなくてはロクマルも獲れません。網を回収しホッと思った頃はもう7時過ぎでした。船が8時か9時には来るので、もう諦めて次のポイントで頑張ろうと撤収の準備をします。汚れてしまった磯をバケツで洗い、タバコをふかせて海を見ていると、洗い流したマキエに再びヤツが浮上してきたのです!!!超特大なのは1匹だけ、その周囲では45cmクラスがウジャウジャいます。これにはたまらず、すぐさま仕掛を作り直しました。ロクマル用の竿はインターラインなので準備に時間がかかるので、日中用の1.7号遠征でやってみます。仕掛は天狗ウキ、#3のΦ28。道糸は4号、ハリスは6号ですがあの超特大が喰ってきたらという不安はありました。不安はやっぱり的中!!まだサシエが見える段階で「ムワッ!!」⇒「喰った!!!」⇒バリバリバリッ!!!!恐ろしい勢いでラインが引っ張り出され、止めようにも止まりません。沖に走ったので何度か追い合わせを入れてファイトしたのですが、チモトからプッツンやられちゃいました。飲まれたのでしょう。

■マキエを入れると40cm前後のグレはまだ見えたので、続けて釣ると再びヒット!!今度のは大した事はなさそうです。キャッチできたので40cmオーバーの尾長でした。その後もその釣り方で40cmクラスを連発。8時になっても船が来なかったので、釣り続けていると、カイザーが奥の院に向かって走っていったのを見て迷います。残るか、代わるか。「残ろう」と思いました。カイザーが来てポーターに残って釣ろうと思うと話すと「代わりましょや」というので代わることにした。ちょっと名残惜しかったが、後に起こったドラマを考えれば、この選択が今回の釣行の大きなターニングポイントとなった。
■カイザーに乗り込み、古和さんに話を聞くがダメだったようだ。私が魚をイグローに移していると、島也が「植地さん!!」とクーラーからロクマルを見せてくれた。「やっとるなー!!」と思いつつ、あのバラシが脳裏に浮かんだ。
■その後、船はクロキ島を通り過ぎ中ノ島の角を曲がった・・・。帆立岩と激流が目に飛び込んでくる!!船長が「2人若いの!!」と言って、瀬付けしたのは”仲尾瀬”だった。

■私達のグループで【2人+若い】は古和さん達。磯に船を付けていても容赦ない激流がカイザーを大きく揺らす。磯に渡った、古和さんと大坂さんはしばらく、呆然としていたのでした。

■男女群島では激流攻略という山陰や瀬戸内海ではありえない流れを攻略しなくてはならない。普段こういった釣りをしていないと、手が出ない時があります。
■古和さんは、ここで苦戦しながらも良型の口太をゲット。本流というか激流に近いので、仕掛が潮に入らず、ほとんどの場合水面付近で弾かれてしまうのです。
■ちなみに、古和さんらはお昼の瀬代わりで仲尾瀬⇒佐藤瀬に変わったそうです。これもまた羨ましい話ですが、この日の瀬戸はどうやらあまり調子が良くなかったようです。
■一方私は「ここで釣りたい」と思いました。男女群島を代表する巨岩 帆立岩にはすでに他の釣り人が竿を出してらっしゃいました。荒れ狂う激流が容赦なく磯にブチ当って複雑な流れを作り出していました。私にはGAME246(*1)のあの名シーンが浮かんできました。(*1)高橋哲也氏出演のセブンアイランズの釣りビデオ「GAME246」事

■その後船は女島を南へ南下・・・。また2-1で分かれるようになるのかと思ったのですが、「3人で行きましょう」と言われ、瀬付けされたのは、女島回りでも一級磯の「沖の赤瀬」でした。他に釣り客もいないので沖の赤瀬を3人で貸切状態。その後、別のお客様を地の赤瀬へ。
■昨晩の一人ぼっち釣行から、「話相手のいる釣り」ができちょっとホッとしました。船長が言うポイントにお客様の石田さんと島也が入り、私は船付けで竿出します。
■私の釣り座から見たポイントです。この日は運良く日中になりほとんど風も吹かず、波も穏やかな絶好のコンディション。なおかつ釣り場も一級磯です。ヤル気は自然と湧いてきます。

■潮は最初下げの引かれ潮が手前から沖の本流へ流れているような感じで私も最初は手前から釣っていたのですが、グレの姿が見えないし、釣れてくるのはイスズミとオジサン、ウミヒゴイ。仕掛を何度か流しているうちに、途中までは良い感じに流れを捉えているのですが、本流との合流点付近で仕掛が浮き上がってしまう、というか止ってるようです。

■私の釣り座の右手沖に大きな潮目があったので、あっちを釣ったら良いのかもと思ってはいましたが、島也と石田さんがあのポイントを狙えると思い、私は思い切って、はるか沖を走る本流釣りにチャレンジしてみたのです。
【25日9:00〜25日16:00 昼釣用タックル】
ロッド: シマノ BB-X スペシャルT1.7 48-53遠征NZ
シマノ TWINPOWER SP T3 47-53
リール: シマノ BB-XテクニウムMg5000
ライン: クレハ リアルサスペンド磯4号200m
ハリス: クレハ シーガーエース6号矢引き〜2ヒロ
ハリ: オーナー カットグレ10号
ウキ: 天狗ウキΦ33#4/5/6 Φ40#3/5
■釣り始めてしばらくして、石田さんのロッドが大きくしなります。やはり沖の潮目に向かう筋でかけた石田さん。足場が悪いので島也が玉スケで無事キャッチ。ナイスフィッシュだ!!
■そして私にもヒット。手前の引かれ潮を見切って、沖の本流が正解。潮上には沈み瀬があるので可能な限りその際まで30M以上の大遠投し、本流のど真ん中に仕掛を投入、マキエは遠投用にオキアミまとめを2袋追加してLのカップでチヌ釣りみたいに超遠投。ほとんどが仕掛投入から20mくらいの本流でバシバシッ!!と喰ってくる感じでした。

■しかし喰ってくるのは口太ばかり。「尾長は来ないかな?」期待しますが、そう簡単には釣れません。そんなことを考えていると強烈なアタリ!!1.7号の竿が『つ』の字になり沖を指しています、何度かの激しいダッシュを交して寄せて来たのは良型のスマガツオでした。
■同じタイミングで石田さんも再び良型の口太をキャッチ。島也に写真を取ってもらいます。

■しかし、あれだけながしてカツオが喰ってくるということは、かなり沖ではやっぱり本流からはじき出されて仕掛が浮いているのでは・・・と思い、ウキをさらに遠投でき深く潜るタイプにチェンジ、ハリスも一気に矢引きまでカットします。これが正解、ひと流し目で良い流れを捉えています。そして来ました!!ビッグフィッシュ、約100m先くらいでのヒット!!3度追い合わせを入れてタメ込むと止まりました!!一気にポンピングで寄せてくる最中に痛恨のハリハズレ・・・。グレだったら相当良いサイズだったに違いないと悔しい思いでいっぱいでした。

■その後は潮が変わり、私の集中力も切れ、ポカポカ陽気の下で居眠りしてしまいました。
■12時半頃、カイザーが見回りに来たのですが、結局夕方まで沖の赤瀬で竿を出していました。その最中島也が「あれサメ瀬ですよね」と写真撮影。拡大してるので、見えますが本当はマメみたいな島です。男女群島の中でも釣果は◎、競争率も◎。めったに上がれる磯ではありません。

■私自信、「夜の激流釣り」は手数が少ないし、【夜の尾長は緩やかな流れ+ワンド】というイメージがあったので、さすがに夜にサメ瀬は嫌じゃなーと思っていました。また、今の沖の赤瀬も潮が走ればかなり釣りづらい(瀬が多くて危ない)ので全員一致で瀬代わりを希望。16時のカイザーでワンドで夜の尾長を愉しむ予定でした。

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■さて、仲尾瀬⇒佐藤瀬と男女群島激流ツアーを堪能した古和さんと大坂さんペアは、この夕方の瀬代わりでなんと西側に上礁!!その名も「イナマスのタンポ」。
■”西側”と聞くだけでもワクワクするのに、”イナマスのタンポ”です。渡った古和さんはとにかく、地形と水深を確認するためにハンドブックで確認。過去にも超ド級の尾長が数多く仕留められているポイント、古和さん大坂さんにとって男女群島釣行初の大勝負ところです。

■ってその前に腹は減ってはなんとやら!!大坂さんお手製の「豪華とんこつラーメン」で腹ごしらえです。ページ作成上、調理段階は省かせて頂きましたが、まず麺が生麺、野菜がシャキシャキでネギがゴッソリ!!「大坂さんと磯に上がるとウマイ飯が食える!!」と話には聞いていましたが、いや、これはマズイわけがありません。羨ましい限りです。釣るだけじゃなく、メシまで愉しむ男女群島。楽しみ方はいっぱいあります。
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■そして、沖の赤瀬にカイザーが到着。地の赤瀬のお客様と私達を乗せ、船は沖へと向かっています・・・。「サメ瀬の人の回収だろう」と。サメ瀬に近寄るって驚き、油を流したような潮が岩に当って、それで出来た小さな泡が浮かんで来ずに、グルグルと水中で回って、”白いビニールひも”みたいな事になっています(うまく表現できませんが、とにかく見たこと無い激流です)。大サメ瀬にいた釣り客はドンゴロスが重そうです。きっと良い釣りになったのでしょう、撤収作業を終えて、一息付く間もなく「植地さん3人!!」⇒「え゛っ!!マジで!?」。
■来てしまった。大サメ瀬。潮が上げると危険だから、荷物は全部上に上げて置くようにというポーターの指示のもと、高台に荷物を移動して、全景を見て絶句。

■言葉が出ませんでした。出るとした「ど、どうしよう・・・」というため息に似た言葉くらい。とにかく潮が早すぎるし、いたるところで潮が湧いたり、潜ったり、走ったり。笑顔で答える島也ですが、その後では音が聞こえてきそうなほど、強烈に湧き上がる激流!!しかしやるしかありません。

■島也の話では「釣りキング」でこの高台から夜中すごく釣っていたらしいのですが、カゴ竿でもない限り、この高台からは釣りは無理です。
■なおかつ、潮も引いており、手前には瀬が剥き出しなので絶対スレます。さらに、磯際まで行こうと思えば行けるけど、そこは海苔がすごくツルツル。もちろん、落ちたら一気にプロダクティブコースに吸い込まれるに違いありません!!!

■釣り座は島也が上の写真のポジション、本流に向かう引かれ潮と反転流がある真ん中の釣り場に石田さん、下げ潮のモロブッツケ潮⇒超本流に私・・・。私は迷い無く天狗ウキをリグりました。この釣り場では、本当に天狗ウキのポテンシャルとそれを扱う釣り人の度量が試されるに違いありません。いわば、私にとっての修羅場でした。

■夕刻のマズメです。すぐに暗くなるので夜用のタックルで挑みますが、仕掛は天狗ウキ。私の釣り場は下げ潮では、思いっきり手前にブッツケて磯を舐めるように流れて、右後の本流筋に行く感じ。ただ、釣り座の左手に△の岩がそそり立っているので、その岩に当った潮がその岩の裏側で若干グルグルと舞うカンジです。私は「ココしかない」と思いました。 ※写真は撮影し忘れちゃいましたすみません。
【25日17:00〜26日5:00 私の夜釣り用タックル】
ロッド: シマノ BB-Xスペシャル T2.5 47-53SIZ
リール: シマノ BB-Xテクニウム8000
ライン: サンライン シグロン磯スペシャル遠投 TYPE-KP 7号200m
ハリス: @クレハ シーガーエース8号 約30cm〜1m
Aクレハ シーガーエース8号 2ヒロ
ハリ: がまかつ 夜釣り王6号/オーナー カットグレ11号夜光チューン
※カットグレの夜釣りチューンは東邦産業のUVレジン(GROW)をシャンク部分に点々になるようにまばらに添付し、UVライトで硬化させたもの
ウキ: @DUEL 天狗ウキ Φ33#3/4/5 ※特に#4
ウキを止めるストッパーとエギ用スイベルを使用。ハリの50cm上部分にルミコ(ブルー)を併用。

Aキザクラ KZ-GTR ザ・ナイト L 0・B
※水中ウキとして、釣研の夜釣り水中G4や、キザクラのクッション水中L、ハリの30cm上部分にルミコ(ブルー)を併用。
■とりあえず、その渦にマキエを入れます。案の定、本流ではなくまばらではありますが、同じ場所でグルグルと回りながら次第に本流に引っ張りこまれて流れいくようです。私は夜に集魚剤を入れないので、オキアミ生の粒が良く目立ちます。5〜6パイマキエを入れて、流れを観察していると!!
「デ、デカイ!!!グレだ!!60はある!!」

磯際を伝うように「ムワッ!!」と現れた大グレは、まるで私に「大グレはこうやってエサを喰ってンだよ!!」と言わんばかりに縦横無尽に泳ぎマキエを拾い始めたのです。
■”うわー。手が震えてサシエが刺せん””磯際10cm、最短距離でグレが上がって来るタイミングに合わす””喰ったら、アワス!!”と海苔でつるつるな小さな岩の上で身構えます。一投目、磯伝いに天狗ウキがグルグルと回った後、洗濯機で吸い込まれたように、スッーーーー深く入ってった直後「バリバリバリバリッ!!」という衝撃とともに激ヒットです。正直アワセは入れられませんでした。ヒット直後一気に潮下の磯伝いに走り、ここでようやくアワセを入れます。必至でタメて必至で浮かせます。潮に乗ってユラ〜と浮いてきたのは尾長グレ。まだ明るかったので玉網でキャッチ!!サイズは50cmくらいだった、グレを磯に放り投げ、すぐまた同じように流すとまたまた激ヒット!!今度のは先ほどのよりひと回り大きい55cmくらい。
■でもさっきまでマキエを拾っていたのはこんなもんじゃなかった。だんだんと暗くなり天狗ウキ自体が見えなくなりそうな中、再びあのデカバンが浮上、「今度こそは!!」とマキエと仕掛をアワセますが、サシエは食わないのです。「なぜだ、なぜだ」と答えが出ぬままウキは完全に見えない暗さに・・・。挙句の果てには道糸が本流に取られて、仕掛があらぬ方向から上がってくる始末・・・。いっそ、「天狗ウキのトップを夜光にしてやろうか」と思ったほどでした。

■結局、答えが分らぬまま釣り続けてあのデカバンは明るいうちにはかけることが出来ませんでした。喰わない理由、ハリや糸が見えてる、ウキが近すぎる、道糸が見えてる、マキエとは異なる速さで海中にあるサシエだから・・・幾つか考えられるのですが、あの状況ではその余裕はありませんでした。まだまだ未熟です。
■あまりにも力を入れて磯にいたのでちょっと休憩、島也を見に行きますが、全く釣りになっていませんでした。私の横の本流の脇でやったほうがいいと場所を変えて再び私も磯に立ちます。この頃から、だんだんと下げの潮が緩くなり、釣り始めた当初に比べ随分とゆっくりした流れになっていました。私もこのタイミングで仕掛をいつもの夜釣り用の仕掛に変更しました。

■仕掛を投入するポジションによっては一気に本流に乗ってしまう場所や、一定の場所でウキが留まる場所など明らかに潮変りです。ウキが本流に乗ってしまうと45cmクラスのサバが元気良く釣れてきます。できるだけ下へ下へ潜るような場所を、一投一投、投入点を変えながら釣っていると私に衝撃のヒット。夜釣り水中が、水の中で踊ったかと思ったら一気に走られました。

■最初のダッシュは尋常ではなかったですが、止めた後はそうでもなかった記憶があります。でも寄せてくる際の重量感は先ほどまで釣っていた尾長の比ではありません。「もしかしたら、ロクマルか!?」と思い慎重に寄せて、水面から聞こえてくるドッボン、ドッボンという音で大型と確信。足場も悪いので、島也に玉入れをお願いしてキャッチされたのは何とメダイでした。

■良く引くと話には聞いていたメダイ。確かにファーストランのパワーは尋常ではありませんでした。

■そしていよいよ、潮も止まりかけ・・・ここで石田さんにも55cmアップの尾長グレがヒット、立て続けに私にも連発してくるがハリハズレ。そんな中、私と島也がダブルヒット!!
■私はまたしてもハリ外れしてしまったので、島也の玉スケに。水面でドボドボ行っているのでこの魚もナイスフィッシュ!!とりあえず、大サメ瀬で全員安打しホッと一安心。しかしこのワンチャンス、やっぱりあのロクマルが釣りたいと私は思いました。

■同じような釣り方でまだ動いている下げ潮に乗せ、磯に当ってできる潮下の湧上る部分と下に潜る潮の部分の境目にサシエを流し込んでいくと、私に激ヒット!!磯際から5m〜10m先でヒット、何度もハリ掛かりを確認して必至でタメます。魚はあまり際に来ず、沖の深みへ向かうような引っ張り方で、とにかく底へ潜られないように竿を左右に回して、ジワジワと浮かせました。島也が「またメダイじゃないんですかー」と言って掬ってくれたのは、紛れも無い大サメ瀬のロクマル尾長グレでした!!!
■何度もチャンスはありながらキャッチでき手なかったサイズ。本当に嬉しかった。すぐさま計測すると61cm。玉入してくれた島也とシェイクハンド。なんだか、肩の荷が下りた気分でした。

■その後もしばらく釣りを続けたものの、全く反応がなくなり、潮が止ったかと思ったら今度は一気に上げ潮に変り、再びサメ瀬は超激流の真っ只中になりました。上げ潮は、大サメ瀬では、手前にブッツケながら磯伝いに流れ、私の釣り座部分で多少ほぼ真っ直ぐに流れます。しかし、私の釣り座でも左側の岩が邪魔でラインがスレてしまうような流れの角度に断念。ここで一旦竿を置き、あじかさんの弁当とラーメンを平らげ、休憩です。

■大サメ瀬の頂上はある程度荷物が置け、横になれるだけのスペースはありますが、全てナナメで、スグ横は絶壁。落ちたら死にます。そんな崖際で踏ん張りながら、小サメ瀬の方の釣りをしばらく見ていましたが、あまり芳しくはないようです。26日午前0時、少し横になりました。

■午前1時。いきなり強風。寒さで寝られません。というか寝るスペースが無かったので、コーヒーを作って飲んだり、何かを食べたりして、だましだまし凌ぎます。暖かくなったら、また30分横になって、寒さで目が覚める・・・。その都度、マキエを撒いて、潮が変わりかけてないかチェックをしていました。島也と石田さんはある程度フラットな部分でなんとか寝ています。

■カイザーは次、朝4時頃来ると言っていたし、かなりの強風となり恐らく、4時には撤収になります。「もうワンチャンス、上げ潮の止まり際に来る」と思っていた私は、流れを確かめるように、ちょくちょくマキエを入れに行ってました。朝3時、撒いたマキエがあまり流れなくなっています。急いで、釣り場に立ち、仕掛を入れてみると、やっぱり潮が止まりかけています。「チャンスだ!!」バッカンにあるマキエを一気に撒き、最終日用のマキエも作り直します。

■しばらくして、島也が起きて釣りをし始めました。午前3時半ころ、二重鼻の奥で待機していたと思われるカイザーらしき船が動き始めました。っとそのとき!!夜釣り水中が踊り、強烈なアタリが手元に伝わってきました!!「ヨッシャー!!絶対獲ったる!!」魚は一気に沖に!!そうです、沖には大きな根があるのです。昨晩釣ったロクマルのときにも沖に走るので、おかしいと思い”憧れ磯男女群島”で確認すると底には、特大の瀬がそそり立っていたのです。魚はそれに向けて突っ込んでいるのです。糸を出したら切られます。ここは耐えなくてはならないのです。最初に相当走られたので、油断は出来ません。ジリジリと浮かせては寄せる、すると、今度が下へ下へ!!手前の瀬に張り付こうというのでしょうか、ゴンゴンッと頭を振ったあと強烈に引き込みました。寄せては出され、動かなくなってまた寄せる・・・。暗いので遠近感があまりない中、とにかく早くウキが見たいと思いました。ウキが見えてからは速攻!!ゴリ巻きで空気を吸わせ、島也にヘルプ!!しかし、魚は尾長だとは限りません。無事玉網に収まったのもの、磯際の岩に網が引っ掛かり、ヒヤヒヤもの。そんな中無事キャッチできたのは、自己記録を更新した65cmの尾長グレでした。
■今回2匹目のロクマルというのも嬉しかった。自己記録というのも嬉しかった。何よりも、自分の読みと狙いが的中したことが嬉しかった。これが釣りの醍醐味だと改めて思った。島也に写真を撮ってもらったが、ベストショットがフレームアウトしているのも、許してあげられる、そんな満足感は今もある。

■ロクゴーの口元には、今回大活躍の「がまかつ 夜釣り王」がクリティカルヒットしていた。これも、本店の藤井店長が男女釣行で「良かった」とアドバイスしてくれたからこそ。今回の爆発的な釣果といい、夜釣りでの成績といい、はやり夜光バリは効くと信じて使えるようになった。
■そして朝日。私達はやはりサメ瀬は5時に撤収となり、その後、二重鼻に渡ったが生憎の風でほとんど釣りにはならなかった。

■一方、古和さんと大坂さんはあの”イナマスのタンポ”で古和さんが夢のロクマルをキャッチ!!朝のシケで撤収となり、裏の丸瀬で朝日を迎えたようだ。

■二重鼻では島也が明け方大型のバラシを一発、石田さんは良型の尾長と口太を追加されていた。私は二重鼻に移ってからは大サバ3連発。これで集中力も切れてしまった。天候がみるみる悪化して、朝8時にカイザーが「回収するよー」と慌しく男女を去ることとなった。
■帰りの船は大シケかと思われたが、さほど揺れずにぐっすりと寝れた。26日12時前、港に戻ってからはみなさんにどうだった?と聞くと、古和さん大坂さんペアはやはり”イナマスのタンポ”で55〜60cmを5枚くらい釣っていたし、40cmオーバーの尾長も128のイグローが満タンだった。イナマスでは全部尾長だったらしい。中には、どうにもならない怪物もヒットしたそうだ。

■事故なく無事港に帰って来られたことだけでなく、全員安打という結果で、今回の釣行が一生忘れられない記憶として刻めた事がうれしい。今回、最初に私は1人で磯に降りたが、結果的に3人になった。あの時、北泊の洞窟であのまま1人で釣り続けていたら、今回の釣果は無かったに違いない。無事に帰ってこられていたという保障もない。みなさんに感謝したい。

■これからもアングルでは男女群島ツアーを企画させて頂く事と思います。その時はまた、鳥肌モノの感動釣り体験のお手伝いができればと思っております。これを見て、ご興味の湧いたお客様、磯釣りに行きましょう。
利用渡船:あじか磯釣りセンター
TEL 0950-57-0883
出船場所:長崎県 平戸口 田平港
料金:1人35,000円(男女群島 一泊二日便)
http://www.try-net.or.jp/~ajika-or/

同行:石田様/古和様/大坂様/アングル仁保店 島也 篤
報告(写真・文責):アングル本部 植地 尚道
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